胃がん発覚に至る経緯2-1

前回の続きです。
鉄剤とビタミンを処方されたので貧血症状は当たり前のように回復しました。
しかし本質的な問題、つまり「貧血症状は回復したが、出血が止まったわけではない」という可能性をまったく考慮しなかったので、野放しとほぼ同じ状態でそこから先の生活を始めてしまったのです。

そして、今年の2月20日の昼過ぎ。
またもや仕事中に、今度はめまいというか、まるで酒に酔ったような酩酊感が常にあり、不審に思っていました。また、夕方頃になると、まっすぐ歩くのが困難になっていました。
とりあえず定時で上がって帰宅しましたが、その時点ではもはや体を起こしていることができない状態で、20時には布団に入ってしまいました。

翌21日の早朝4時頃。猛烈な吐き気を感じて目を覚ました私は、慌ててトイレに向かいました。歩いている最中には、信じられないほど激しい動悸、そして大量の冷や汗、そして意識の低下。
何とかトイレの前にたどり着いて電気を点け、ドアを開けた瞬間、私は意識を失って床に倒れ込みました。

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