プリ響 編曲解説 – Vamo’ alla Flamenco〜スタイナーのテーマ その1 かけ声

まずはこのアレンジに対する海外の反応(自作自演)をご覧ください。

なんてクソッタレなアレンジだ‼︎ フレンチのコースを食いに行ったらとびっきりのメガマックを出されたような気分さ‼︎ もちろん褒め言葉だよ:-) アメリカ 男性

このシマオカってやつは頭のネジが飛んでるんじゃないか?lol イギリス 男性
– 島岡のアレンジはいつもこんな感じだよ。 日本 男性

これが私が日本に行きたくない理由のひとつよ。 フランス 女性

シマオカは我が国が起源。 国籍不明 男性


ということで、今回のプリ響の編曲解説は問題作(笑)の「Vamo’ alla Flamenco〜スタイナーのテーマ その1」です。何か無駄に長くなりそう。
ちなみに前回の記事はこちら。
お客さんや出演者たちのツイートなどから察するに、私のスコアにかなりの演出が加わっていた様子ですね。この曲から緊張が解けて、以降の演奏がグッと良くなったという旨の書き込みもあり、なかなか嬉しい誤算でした。

概論

はっきり言って完成型がちょっと想像しにくいナンバーです、タイトルからして。こんなのどうすりゃいいのよ…。
かなり悩みました。特に曲同士の繋ぎ方(ブリッジ)とスタイナーのテーマのアレンジは、何度も書いては消し書いては消しを繰り返した記憶があります。
しかし、偶然起こったあることをきっかけとして全体のコンセプトを「笑い」と設定できたおかげで、以降の作業をすんなりと楽しく進めていくことができました。これについては「スタイナーのテーマ」の項で詳述します。

Vamo’ alla Flamenco

ジタンとブランクのチャンバラシーンと「ここほれチョコボ」のBGMですね。
この曲に関してはアレンジどうこうよりも、タイトルにもなっているかけ声「Vamo’ alla Flamenco!」はどうなるのか、ということに関心が集まるのは間違いありません。もちろんこのかけ声を入れないなんていう選択肢はありえないので、目下の課題は必然的に「いつ」「誰が」「どのように」やるかに集約されていました。
まず、いつやるか?
原曲では最後に入っていますので、その通りにやっておけば問題ないはずなんです。しかしそれではアレンジャーとして面白くない。そこで考えました。

よし、いっそのこと一番最初に入れてサプライズにしてしまおう。
それなら、かけ声がバッチリ映えるイントロにしなくては‼︎
ってことは、最初に盛り上げるだけ盛り上げといてフッと無音にする。その瞬間「Vamo’ alla Flamenco!」とコール。
オーケー、完璧だ。間違いなくお客さんはドッと沸くはず。まあハズしたらかけ声担当者のせいにしよう。そうしよう。
かけ声の一番目立つ人にやってもらわないとな。誰がいいだろうか。
コンサートマスター?
うーむ、違うな。いや、待てよ。ここは思い切って指揮者だ‼︎ 後藤さんオナシャス‼︎

とまあこんな感じで、たかだか一瞬のインパクトのためだけにアイディアをひねり出し、緻密にスコアを書いていったのです。
ちなみに、本番では指揮者ではなくジャンニさんという方がバラを咥えながら熱いコールを披露してくださったようです。

ありがとう、ジャンニさん。