::: 2007年8月 3日 - ドコモ迷走中?

ドコモがauやソフトバンクのMNP攻勢に対し、「そろそろ反撃していいですか?」と打ち出した戦略が「DoCoMo 2.0」だが、これは言うまでもなく、一時期さまざまな方面で聞かれた「Web 2.0」にあやかってのことだ。
しかし当時「Web 2.0」でさえ既に今さら感が強く、多くのメディアはその訴求効果には懐疑的であったどころか、もっと言ってしまえば「ドコモやっちまったな…」的なとらえられ方をしたように感じる。
特にMNPによる契約者の純増率ではauの独り勝ちであるし、また、私自身の体験として「DoCoMo 2.0」という言葉が、ドコモユーザー自身の口から肯定的に発せられている現場に遭遇したことがない。
さらに「2.0」に象徴されるほどの進化が未だ目に見えにくく、以上から察するに、これは明らかな失敗だったのではないだろうか。

さて先日、電車内でN704iμの広告に「ユビキタス」という単語を見つけた。
比較的最近、主にIT分野の記事で目にする機会の多い言葉だが、Wikipediaによれば一応このように定義されている。

それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のこと

携帯電話がもはや普遍的なアイテムとなっている現在においては、確かにぴったりと言えるが、その反面、「ユビキタス」であるにも関わらず、そもそもその単語自体が一般的ではなという、単純で大きな問題もはらんでいる。

ドコモが今後どのような展開を見せるのかは分からないが、少なくとも現状維持では「反撃」は難しいであろう。
一人のドコモユーザーとして、非常に先行きが不安である。

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