::: 2008年3月14日 - 【レビュー】映画「MEGIDDO」(後編2)

ピストルを手にした弟は、かつてキリストが死んだ(とされる)ゴルゴタの丘へ走り出しました。サーチライトを避け、夜の闇に紛れ、徐々に世界連合軍のキャンプ地が近づいていきます。
そして空が明るくなった頃、その目に映るのはジープから降りる兄の後姿。一息に駆け寄り、銃口を突きつける!

…が、撃てない。当て身一発で昏倒する弟。

気がついてみると、弟は捕らわれの身でした。
そこへ護衛の兵を引き連れ、薄ら笑いを浮かべた兄が近づいてきます。

「勇気あるお前を最高の舞台に招待してやろう」

嫌味たっぷりに言い放ち、兄は弟を丘へと連行。世界ナンバー2の座をちらつかせつつ、なぜこんな所まで来たのかと問います。弟、答えて曰く――

「神の啓示を受けた」

ああ、うん。そうね。
…って、そんなシーンあったっけ?

そこへアジアの某国が戦車で砲撃開始! 続いてアメリカも! なぜかメキシコも!
戦闘機が飛び交い、激しい空中戦が繰り広げられます。大局的には某国・アメリカ・メキシコが優勢。でもミサイルは一発たりとも飛びません。
どうでもいいけど、メキシコの将校は青年時代の兄と同じ役者さんです。

やたらと焦りまくる兄に対し、人間の自由意志がどうのと偉そうにのたまう弟。さっきまでと言ってることが明らかに違いますが、そこへ見事に砲弾が直撃します。弟が運よく難を逃れる一方で、兄は爆発に巻き込まれて跡形もなく吹き飛ばされたようです。

白煙舞い踊るゴルゴタの丘。あの人影は…。
そう、それは誰あろう我らが兄。かすり傷ひとつない姿で霞を割って登場します。

「お前は人間か…?」

呆然と問う弟。

「人間だと? 俺 は 悪 魔 ル シ フ ァ ー だ ! 」

兄の肉体が爆裂四散、中から異様に禍々しい造形のルシファー登場!
すごく…大きい…です。あと、もう展開についていけません。

弟は爪で腹を貫かれるわ首を絞められるわで完全にフルボッコ。大ピンチです。もうやめて! 
しかしそこは闇を払う救世主、ここからが本番のはずです。

突如として空が真っ白に輝き出し――

神 降 臨 。
世界連合軍、皆殺し。
ルシファー、涙目。

完。

いや、マジですよ?

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